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Max A. Cherney
[台北/サンフランシスコ 11日 ロイター] - 台湾の半導体設計開発会社メディアテック(聯発科技)は、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」搭載パソコン(PC)用の半導体を英半導体設計会社アーム・ホールディングスの設計に基づいて開発している。事情に詳しい3人の関係者が明らかにした。
マイクロソフトは先月、アーム設計の半導体を搭載した人工知能(AI)対応の次世代ラップトップ・コンピューターを発表した。メディアテックが開発中の半導体は、これに対応する形だ。
関係者によると、メディアテックの新たなウィンドウズPC用半導体は、米半導体大手クアルコムとの排他的契約が終了後の来年終盤に投入される見通しだ。この半導体はアームが基本的な設計を済ませているため、作業が軽減されて開発期間を大幅に短縮できる。
ただマイクロソフトがメディアテックの新たな半導体を、生成AIに対応した「コパイロット+PC」に搭載する製品として既に承認したかどうかは明らかではない。
メディアテックとマイクロソフトはコメントしなかった。