大谷翔平、爆速16号は「良い感覚だった」 休み明けに完璧アーチ「新たな気持ちで」

試合後、NHKのインタビューに応じたドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

本拠地・レンジャーズ戦で5戦ぶり16号「良い感触だったと思う」

■ドジャース 15ー2 レンジャーズ(日本時間12日・ロサンゼルス)

ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・レンジャーズ戦で5戦ぶり16号2ランを放った。チームは今季最多15得点を奪い大勝。試合後、NHKのインタビューに応じ「甘い球を最後しっかりと良い形で打てたので、そのほかの打席も良い形ではあったので、良かったかなと思います」と納得の表情を見せた。

6点リードで迎えた6回1死一塁の第4打席。グラント・アンダーソン投手の高めの球を右中間スタンドへ運んだ。打球速度114.2マイル(約183.8キロ)、飛距離433フィート(約132メートル)。大谷は打った瞬間本塁打を確信してダイヤモンドを1周した。

チームはこの回に1イニング4本塁打。最終的に今季最多となる15得点を挙げ昨季のワールドチャンピオンを圧倒した。大谷は昨年までレンジャーズと同地区に所属。「数多く同地区でやってきてはいるので特別な感じはしなかったですけど、全体的に良い試合ができて、強いチーム相手に良いゲームができたと思います」と話した。

この日、本塁打を含めて4度出塁し、勝利に貢献。「休みを挟んで新たな気持ちで、今日は良い感触だったと思うので。これをまず継続していきたいなと思います」と手ごたえを明かしていた。「カードの初戦はどこのチーム相手でも大事だと思うので。そういう意味では今日勝ったことも、ヤンキース戦で勝ち越しを決めたことも大きいですし、明日勝ち越しを決められるように頑張りたいと思います」と気持ちを切り替えていた。(Full-Count編集部)

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