【2024年は最も暑い】シニア必見!知っておきたい「熱中症対策」を解説

6月にも関わらず真夏日になる日が増えてきました。それもそのはず、2024年は観測史上1位の暑さになる可能性があると言われており、すでに各地自治体は熱中症の注意を呼びかけています。熱中症は年代に関わらず発症するものですが、特にシニア世代は注意が必要です。そこで今回は、シニア世代に知っておいてほしい「熱中症対策」をご紹介します。

熱中症対策は室内・室外どちらも必須!

熱中症は室内・室外問わず発症する可能性があるため、常に対策することが欠かせません。これからの季節は以下のポイントを意識して過ごしましょう。

・室温28℃を超える場合はエアコンを使う
・こまめな水分・塩分補給
・気温・湿度計、熱中症計を身近に置いて日頃から温度・湿度を確認
・涼しい服装(生地は麻・綿など通気性の良いものを、下着は吸水性・速乾性に優れた素材が良い)を心掛ける
・外出時には帽子や日傘で日よけする

特にシニア世代は温度に対する感覚が弱くなっているため、室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。すぐに温度や湿度を確認できるように気温・湿度計、熱中症計を置くことをおすすめします。

高温多湿・無風の環境も熱中症の発症リスクが高まるため、エアコンや除湿機、扇風機などを利用して風通しの良い涼しい環境を保ちましょう。

また、シニア世代は入浴時や就寝中も注意が必要です。いずれの場合も体の水分が失われてしまい、気づかぬうちに熱中症を発症してしまうことがあります。入浴前後は十分な水分補給をしたり、就寝前に飲料を枕元に置いたりしましょう。

シニアは要チェック!暑さ対策・応急処置のやり方とアイテム

一般財団法人 日本気象協会は「『熱中症ゼロへ』プロジェクト」で暑さ対策・応急処置のやり方やアイテムをわかりやすくイラストでまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

外出前は暑さ指数・熱中症警戒アラートを確認しよう

外出前は、環境省が発表している暑さ指数・熱中症警戒アラートを確認することをおすすめします。毎日確認するのが面倒な人は、暑さ指数メール配信サービス熱中症警戒アラート等メール配信サービスがあるので登録してみてはいかがでしょうか。どちらも無料で、PC・スマホ・フィーチャーフォン(ガラケー)に対応、配信期間は令和6年度は4月24日(水)から10月23日(水)までの予定です。

環境省公式LINEでも情報配信中!

LINEでも暑さ指数・熱中症警戒アラートを確認できます。以下の方法で友だち追加ができます。

・リンクから
こちらのリンク()をご利用ください。
・QRコードから
QRコード読み取り機能がついているスマートフォンをお使いの方は、以下のQRコードをご利用いただけます。

・LINE検索から
LINEアプリを起動し、「ホーム」タブ、又は「トーク」タブの上部に表示される検索窓をタップして「環境省」と入力し、「公式アカウント」タブをタップしてください。
・ID検索から
LINEアプリを起動し、「友だち追加」画面を開いて「ID検索」ボタンを選択。文字を入力する画面で「@kankyo_jpn」と入力して、検索してください。### 外出時に助かる!自治体が発表する「涼み処」

埼玉県事業「まちのクールオアシス」(期間:6月~9月) 冷房の入ったスペースを一時的な休息所(涼み処) として提供する施設

また、各自治体では外出時の涼み処になるクールスポット(自治体ごとに名称に違いあり)を発表しています。例えば東京都は、都内のクーリングシェルター・クールシェアスポットを更新しています。

外出予定があるときは、あらかじめ外出先や自分が住む自治体HPで確認してみると良いでしょう。

以上、シニア世代に知っておいてほしい「熱中症対策」でした。熱中症は事前の準備や知識が対策につながります。今回の記事が参考になりましたら幸いです。

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