千葉Jが2選手の契約継続を発表…“最古参”の西村文男「自分は超Mr.ジェッツとして」在籍11年目に突入

B1リーグの千葉ジェッツは6月12日、西村文男、トビンマーカス海舟と、2024-25シーズンの選手契約継続に合意したと発表した。

三重県出身で現在37歳の西村は、177センチ72キロのポイントガード。東海大学から日立サンロッカーズ(現:サンロッカーズ渋谷)へ入団し、2014年の千葉ジェッツ移籍後は数々のタイトル獲得に貢献。天皇杯と東アジアスーパーリーグの2冠を果たした今シーズンはリーグ戦53試合に出場し、昨シーズンを上回る1試合平均12分10秒のプレータイムで3.2得点0.9リバウンド1.4アシスト、3ポイント成功率31.9パーセントをマークした。

アメリカ出身で日本国籍登録されている23歳のトビンは、198センチ93キロのパワーフォワード。2021-22シーズンに滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)の特別指定選手としてBリーグデビューを果たすと、京都ハンナリーズを経て、今シーズン開幕直前に千葉Jへ加入した。明るいキャラクターが話題となる一方で、コート上でもキャリアハイとなるリーグ戦39試合に出場。1試合平均3分23秒のプレータイムで0.9得点0.8リバウンド0.1アシストの成績だった。

今回の契約発表に際して両選手が寄せたコメントと、現時点での千葉Jの契約情報一覧は以下の通り。

◆■ 選手コメント

▼ 西村文男
「2023-24シーズンも、熱い応炎ありがとうございました。千葉ジェッツの最古参として2024-25シーズンも千葉ジェッツでプレーさせていただくことが決まりましたのでご報告いたします。天皇杯、EASLとリーグ制覇の3冠達成まであと少しというところで幕を閉じた2023-24シーズン。Bリーグ開幕以降、最も黒星が多くアップダウンの激しいシーズンでしたが、いい時も悪い時も背中を押してくださった皆さんのお陰で、2冠を掴み、チャンピオンシップのセミファイナルまで勝ち進むことができたと思っております。改めてありがとうございます。2024-25シーズンは、新アリーナがホームアリーナとなり、色々なものが新しく変わる節目のシーズンになると思います。そのような中でも、千葉ジェッツを長く知る1人として、変わらず受け継いでいくべきものを後輩達にも伝えながら、皆さんに恩返しができればと考えております。必要としてもらえる限り、千葉ジェッツで最後まで駆け抜けたいと考えてますので、引き続き千葉ジェッツの西村文男に熱い応炎をよろしくお願いいたします!最後に、ゆうきも10シーズン目でMr.ジェッツの年なので、自分は“超Mr.ジェッツ”として引き続き頑張ります!」

▼ トビンマーカス海舟
「Jets Familyの皆さん、フォー兄さんは戻ります。今シーズンもたくさん皆さんとフォーといえるようにがんばります。また熱い応炎よろしくお願いします。一緒にがんばりましょう。フォーーーーーーー!!!!!」

◆■ 千葉Jの契約情報

<継続>
2 富樫勇樹(4年契約)
3 小川麻斗(2年契約)
9 二上耀
11 西村文男
12 金近廉
22 トビンマーカス海舟
31 原修太(2年契約)
33 ジョン・ムーニー
34 クリストファー・スミス

<未発表>
00 関谷間(ユース育成特別枠)

<満了>
10 ゼイビア・クックス(退団⇒NBLシドニー)
13 大倉颯太(FA)
18 内尾聡理(退団⇒FE名古屋)
20 ディー・ジェイ・ステフェンズ(退団)
25 荒尾岳(FA)
44 米山ジャバ偉生(退団⇒富山)
50 アイラ・ブラウン(退団)
HC ジョン・パトリック(退任)

© 株式会社シーソーゲーム