首都などウクライナ各地にロのミサイル・無人機攻撃、数人負傷

[キーウ 12日 ロイター] - ロシアは12日の早朝にかけて、ウクライナの首都キーウ(キエフ)などにミサイルやドローン(無人機)による攻撃を実施。6州で工場の火災が発生し、複数が負傷した。

ウクライナ軍は、ロシア軍のミサイル6発のうち5発、ドローン24機すべてを撃墜したと明らかにした。

首都キーウの軍当局者、セルヒイ・ポプコ氏はウクライナの防空システムが接近してきた全ての航空兵器を破壊したと、メッセージアプリのテレグラムに投稿した。

キーウ州では、撃墜した残骸が原因で工場で火災が発生した。住宅などが損壊し1人が負傷した。

ドニエプロペトロフスク州ではロシアのドローン11機を撃墜したが、住宅9棟が損壊し3人が負傷した。

ウクライナ全土で空襲警報が数時間続いた。

隣国ポーランドの軍作戦司令部は、ポーランドと同盟国の航空機が予防措置として出動したとXで発表した。

© ロイター