動向注目も今夏の指揮官交代はなし? マンU、テン・ハフ監督の続投を決断か

マンチェスター・ユナイテッドはエリック・テン・ハフ監督の続投を決断したようだ。11日、イギリスメディア『アスレティック』やイギリスメディア『BBC』などが伝えている。

マンチェスター・ユナイテッドは2022年夏からテン・ハフ監督に再建を託し、1年目の昨季はプレミアリーグを3位で終えて2シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したほか、6年ぶり6回目のカラバオ・カップ優勝も飾った。

迎えた2023-24シーズンは2年連続でFAカップ決勝進出を果たし、8シーズンぶり13回目のFAカップ制覇を達成した一方で、CLはグループステージ最下位で敗退。さらに、リーグ戦ではプレミアリーグ発足以降、クラブ史上ワースト記録となる8位フィニッシュとなり、敗戦数と総失点数でクラブワースト記録を更新する事態に終わった。

また、一部選手との間で不仲も噂されていることから、成績も相まってテン・ハフ監督は2025年夏まで残す契約を前にクラブから去る可能性が浮上。今季の全日程が終了後に、クラブ上層部はパフォーマンスの振り返りを行い、指揮官の交代を行うか検討していることが報じられていた。

しかし、今回の報道によると、総括を行った上にテン・ハフ監督との話し合いを実施した結果、マンチェスター・ユナイテッドは指揮官の交代に踏み切らないことを決断したという。さらに、現行契約が来季限りとなっていることから、契約延長について話し始めたことも伝えられている。

これまで後任候補には多くの名前が挙げられ、テン・ハフ監督の解任も濃厚視されていたが、一転して同監督は来季も続投することになりそうだ。

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