サッカー日本代表が8大会連続8度目のW杯出場へ一歩前進 「8.5」の枠を巡る『アジア最終予選』は9月5日に開幕

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6戦全勝で2次予選突破

男子サッカー日本代表・SAMURAI BLUEは11日、エディオンピースウイング広島で行われた『FIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選』第6節・シリア戦に5-0で勝利。2次予選の最終戦も大勝で締めくくり、6戦6勝&24得点無失点の完璧な内容で『アジア最終予選』へと駒を進めた。

日本と同じグループBの残りひと枠を巡る争いは、北朝鮮がミャンマーを4-1で破り勝ち点3をゲット。日本に敗れたシリアを最終戦でかわして2位に浮上し、劇的な形で最終予選進出を決めている。

▼ グループB・結果
1位 日本(勝ち点18)
6試合=6勝0敗0分 得点24失点0(差+24)

2位 北朝鮮(勝ち点9)
6試合=3勝3敗0分 得点11失点7(差+4)

3位 シリア(勝ち点7)
6試合=2勝3敗1分 得点9失点12(差-3)

4位 ミャンマー(勝ち点1)
6試合=0勝5敗1分 得点3失点28(差-25)

グループAからは5勝1分と負けなしで勝ち点を積み重ねたカタールと、大混戦の2位争いを制したクウェートが2次予選を突破。グループCも韓国が5勝1分と負けなし、20得点1失点の好内容で首位通過。2位争いは中国とタイが勝ち点8の得失点差0とピタリと並ぶ結果となったが、直接対決の成績から中国が最終予選進出となった。

このほか、グループDはオマーンとキルギス、グループEはイランとウズベキスタン、グループFはイラクとインドネシア、グループGはヨルダンとサウジアラビア、グループHはUAEとバーレーン、グループIはオーストラリアとパレスチナが最終予選に駒を進めた。

アジア最終予選は9月5日に開幕

2026年にアメリカ、カナダ、メキシコで開催されるW杯は参加国が48チームに拡大されたため、アジアの出場枠も「8.5」に拡大された。

そのイスを争うアジア最終予選は9月5日から2025年6月にかけて開催。2次予選を勝ち上がった18チームが6チームずつの3グループに分けられ、ホーム&アウェイの2回戦総当たり方式で激突。各組の上位2チーム(計6チーム)がW杯出場を手にする。

一方、各組の3位・4位に終わった計6チームはプレーオフ(4次予選)に回り、3チームずつの2グループに分かれて各グループの首位チームがW杯に出場。グループ2位の2チームは大陸間プレーオフに進むための5次予選に進み、ホーム&アウェイの勝負を制したチームが“最後の2枠”をかけた他地域との大陸間プレーオフに臨む。

アジア最終予選の組み合わせ抽選会は6月27日にマレーシアで実施予定。アジア最終予選の日程と参加チームは下記の通り。

▼ アジア最終予選・日程
第1節=2024年9月5日(木)
第2節=2024年9月10日(火)
第3節=2024年10月10日(木)
第4節=2024年10月15日(火)
第5節=2024年11月14日(木)
第6節=2024年11月19日(火)
第7節=2025年3月20日(木)
第8節=2025年3月25日(火)
第9節=2025年6月5日(木)
第10節=2025年6月10日(火)

▼ アジア最終予選・参加チーム
カタール
クウェート
日本
北朝鮮
韓国
中国
オマーン
キルギス
イラン
ウズベキスタン
イラク
インドネシア
ヨルダン
サウジアラビア
UAE
バーレーン
オーストラリア
パレスチナ



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