中国の端午節連休、重点小売・飲食企業の販売額9.8%増 

中国の端午節連休、重点小売・飲食企業の販売額9・8%増 

 5日、四川省成都市金牛区の「ちまき通り」でちまきを買い求める市民。(成都=新華社配信)

 【新華社北京6月12日】中国では今年の端午節連休期間(8~10日)中、重点小売・飲食企業の販売額が前年同期に比べて9.8%増えた。商務部がモデルに認定する全国の歩行者天国で客足が11.7%、販売額が9.2%それぞれ伸びたほか、モノ消費が活況を見せた。

 商務部の重点モニタリング対象となる小売企業の販売額は家電が11.7%増、家具が17.7%増、通信機器が35.5%増加した。端午節に欠かせない食べ物の「ちまき」の販売額は2.5倍、「鹹蛋(シエンタン)」と呼ばれるアヒルの卵の塩漬けは72.0%増となった。

 サービス消費も多くの分野で盛り上がり、商務部の重点モニタリング対象となる飲食企業の販売額が7.4%伸びたほか、一部の電子商取引(EC)プラットフォームでは都市部郊外ツアーの注文数が約20.0%増、レンタカー予約数が約3.6倍となった。

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