県が「交通死亡事故多発警報」 歩行者の事故増加【長野】

県内の交通事故による死者が去年を上回るペースで増え、県は「交通死亡事故多発警報」を出しました。

先月以降、特に増えているのが「歩行者の事故」です。今年、県内で発生した交通死亡事故は去年より6件多い22件となっています。
このうち7件が歩行者の死亡事故で、3件が先月以降に発生しています。
先月3日には須坂市の70代女性が道路を横断中、車にはねられ死亡しました。
先月17日には諏訪市の50代男性が道路を横断中に軽自動車にはねられ死亡しています。
県はこれから梅雨の時期に入り、視界不良や路面状況の悪化による事故の発生が予想されるとして、注意を呼び掛けています。

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