デジタル技術導入で建設業の効率化を 札幌で道内最大級の展示会

建設業界で活用できるデジタル技術を集めた道内最大級の展示会が、きょう札幌で始まりました。

会場には建設機械の製造・販売会社などおよそ80社が出展し、業務の効率化や人手不足といった、業界の課題解決につながる最新技術を紹介しています。

このうちAIで人を検知するカメラが搭載された小型ショベルカーは半径2㍍以内に人がいた場合、自動的に機械が停止し、事故を食い止めます。コベルコ建機日本北海道支社の木ノ下賢人さんは「(小さいショベルカーは)稼働する現場が狭いところが多く作業員との距離が近い。狭い現場で近くにある小物などは検知せずに人のみを検知するところに特化して作業性と安全性を確保します」と話していました。

展示会はあすまで開かれています。

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