中田英寿氏 日本酒コンペで問題提起「ブランディングが重要になってくる」

中田英寿氏

元プロサッカー選手で実業家の中田英寿氏(47)が12日、都内で行われた「SAKE COMPETITION 2024]表彰式に出席した。

世界一美味しい市販日本酒を決定する本コンペティション。純米酒部門、純米吟醸部門、純米大吟醸部門、Super Premium部門、海外出品酒部門と特別賞の表彰が行われ、5部門ではそれぞれ「富久長 新橋の男達の酒」、「楽器正宗 愛山 中取り」、「山和 Shizukudori」、「富士大観 秘蔵酒 限定大吟醸」、「DASSAI BLUE Type 23」が1位を獲得した。

プレゼンターを務めた中田氏は「今回お酒を飲ませてもらいましたが、今の時代、味のレベルはこれ以上ないくらいあがっている」と評価した。

その一方で「ただ、それだけで日本酒業界は良くなるのかという疑問もある」とも訴えると、「ブランドを作るというのは美味しいお酒を作るだけでなく、流通や価格、情報発信いろんなことをやらないといけない。ブランディングが今後重要になってくるんじゃないかと思います」と持論を語った。

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