上武大、8強入り 全日本大学野球選手権

8強入りを喜ぶ上武大ナイン=東京ドーム

 大学野球の第73回全日本選手権は12日、東京ドームなどで行われ、群馬県の上武大(関甲新)は初戦の2回戦で仏教大(京滋)に2-1で勝利し、2年ぶりにベスト8進出を果たした。

 上武大は0-0で迎えた七回に平井宏幸の適時打、曽我雄斗のセーフティースクイズで2点を奪い、均衡を破った。先発の井出海翔は8イニングを1失点で抑え、九回途中から登板した酒井教平が2死満塁と一打逆転サヨナラのピンチをしのいだ。

 準々決勝は13日に神宮球場で行われ、上武大は東日本国際大(南東北)と対戦する。

7回表上武大1死三塁、先制の適時打を放ち、一塁でほえる平井=東京ドーム
先発して8回1失点と好投した上武大の井出=東京ドーム

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