前線の補強狙うチェルシー、再びアストン・ヴィラFWデュランに関心か

チェルシーは、再びアストン・ヴィラに所属するコロンビア代表FWジョン・デュランに関心を示しているようだ。11日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

チェルシーは今シーズン唯一フル稼働できたセネガル代表FWニコラス・ジャクソンと競争できるストライカーの獲得に動いていることが明らかになっており、直近は去就に注目が集まっているライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコに関心を寄せていることが報じられていた。

しかし、シェシュコがライプツィヒ残留を決断したことが伝えられていることから、チェルシーは代役として今年1月の移籍市場でも関心を寄せていたデュランへの関心を再び強めているようだ。

現在20歳のデュランは母国エンビガドの下部組織で育ち、2019年2月に15歳と1カ月28日でトップチームデビューを果たした。2022年1月にシカゴ・ファイアーへ完全移籍し、2023年1月にアストン・ヴィラに完全移籍で加入した。

今シーズンは公式戦37試合出場で8ゴールを記録したものの、スタメン出場は10試合にとどまるなど、ウナイ・エメリ監督の第一候補には選ばれておらず。このような状況から、アストン・ヴィラとしては適切なオファーが届けば同選手の売却も受け入れる方針の模様で、チェルシー移籍の可能性が浮上している。

なお、アストン・ヴィラはデュランの移籍金として4000万ポンド(約80億円)ほどを要求するものと見られており、すでに非公式ながら話し合いも行なわれているようだが、果たしてチェルシーは同選手を獲得することができるのだろうか。

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