紀藤正樹氏 JALの〝禁酒令〟にあきれ「もはや校則」「日本が残念な社会に」

紀藤正樹氏

弁護士の紀藤正樹氏が12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。日本航空が、パイロットや客室乗務員に対して一定の条件下での禁酒を指示していることについて私見を示した。

一部報道によると、23年末から今年にかけて機長らの過度な飲酒による運転トラブルが数回発生したため、事態を重く見た日本航空がパイロットや客室乗務員に滞在先での禁酒を指示しているという。

この報道に紀藤氏は「もはや校則と同じ」とピシャリと言い放つと「こうした規則が必要となるのも、自ら節制すらできない機長や乗務員が増えたということなんですかね」と指摘する。

さらに、自身の言動をまとめたネットニュースを引用するかたちで「これは人の命に係わる機長だけでなく昨今の事件を見ると、政治家、公務員、会社経営者、芸能人、そして医師や弁護士など資格職業者にも同じことが言える」としたうえで「日本が残念な社会になりつつある」と、行動を制限するしかない社会状況を憂いた。

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