痛み止めの注射を打って第2戦へ出場したドンチッチ…複数のケガを抱えながら次戦も出場へ

ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチは「NBAプレーオフ2024」でここまで全19試合にフル出場し、ボストン・セルティックスとの「NBAファイナル2024」でもシリーズ平均40.5分31.0得点10.5リバウンド6.0アシスト3.0スティールにフィールドゴール成功率51.1パーセントの活躍を見せている。

だが25歳のスーパースターは、プレーオフに入ってから右ヒザの捻挫、左足首の痛みに見舞われていて、決してコンディション良好とは言えない状態。しかも、6月10日(現地時間9日、日付は以下同)に臨んだファイナル第2戦では試合前のウォームアップ後に出場可能と判断されており、ケガと付き合いながら奮闘。

シリーズ第3戦を翌日に控えた12日。マブスはホームアリーナのアメリカン・エアラインズ・センターでチーム練習を終えた後にメディア応対をこなしたのだが、その際にドンチッチは、第2戦で胸部打撲の部位に痛み止めの注射を打ってプレーし、第3戦の前にも同様の注射を打つ見込みと『ESPN』が報じている。

12日の時点で、ドンチッチは「いい感じさ。これ以上、詳しく話したくはないけど、気分はいいよ」と話していたため、チームに初勝利をもたらすべく、第3戦でも出場することが濃厚。

マブスとしては、ドンチッチを支えるカイリー・アービングやPJ・ワシントン、デリック・ジョーンズJr.の奮起に期待したいところ。特に2戦を終えてチーム全体で成功率24.5パーセント(13/53)と不発な3ポイントシュートを着実に決めていきたいところだ。

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