和歌山県立博物館・特別展「博物館で聖地巡礼 -熊野と高野-」6月15日から開催

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道()(さんけいみち)」の登録20周年を記念した特別展「聖地巡礼 ―熊野と高野―」が、今月(6月)15日から来年(2025年)3月にかけて、和歌山市吹上の和歌山県立博物館で開かれます。

この特別展では、世界遺産「高野・熊野」の20年の成果を振り返るとともに、この間、あらたに見つかった文化財や、調査研究の進展などに触れながら、今後の世界遺産の保存と活用について考える内容となっています。

181日間におよぶ開催期間を5つのシーズンに分け、それぞれのテーマに沿った展示が行われます。

このうち、今月15日から来月(7月)21日までの第1期は那智山がテーマで、熊野那智大社と青岸渡寺(せいがんとじ)()に関連した重要文化財や県の指定文化財など64点が展示されるほか、学芸員によるミュージアムトークなどもあわせて行われます。

このあと、第2期から第5期まで、高野・熊野に関連する様々なテーマで魅力的な展示が目白押しとなっています。

入館料は一般が520円、学生が310円、高校生以下と65歳以上の人、障害者手帳を持っている人、それに、県内の学校に在学中の外国人留学生はいずれも無料です。

特別展「聖地巡礼 ―熊野と高野―」は、今月15日から、和歌山市吹上の県立博物館で開催されます。

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