【続報】登山道で男性がクマに襲われケガ-クマ出没地域 地元住民「山に行くのが気持ち悪い」【新潟・新発田市】

今シーズン2例目のクマ被害

新発田市で、登山中の男性がクマに襲われました。顔や腕などを引っかかれるなどしてケガをしていますが、命に別状はありません。今シーズン県内で2例目のクマによる被害です。

■白井希咲記者
「男性がクマに襲われたのは、ここから500mほど進んだ地元の人も普段登る人が少ない登山道だということです。民家との距離も近いため、現在も警察が付近の巡回にあたっています。」

警察によりますと、12日午前8時半すぎ、新発田市の岳岡山で登山をしていた60代の男性がクマに襲われました。クマは体長約70cmだったといいます。男性は顔や頭、腕などを引っかかれケガをして、自ら119番通報し、救急搬送されました。自力で歩くことが出来て、命に別状はありません。

■近所の人
「石の階段がついてて、周りは林。クマが出て山行くのがきもちわるい。」

現場は、地元の神社から南東方向に約500mの地点で、クマが生息する地域と知られていたということです。

県内では、5月31日に阿賀町で人がクマに襲われる被害が発生していて、県は「クマ出没警戒注意報」を出して注意を呼びかけています。

© 株式会社新潟テレビ21