1993年の実写版『スーパーマリオ』映画、約30年の時を経て初のデジタル配信が開始

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豪華キャスト競演の90年代ハリウッド実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』が初配信される。

「スーパーマリオ 映画」で検索すると、出てくるのはほぼ2023年日米合作のCGアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』だ。しかし、さかのぼること約30年前の1993年、ハリウッドで約50億円もの製作費をかけてつくられた実写映画版マリオが存在していた。それが、今回各配信プラットフォームで初のデジタル配信が始まった、映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』だ。

マリオを演じるのは、ニール・ジョーダン監督の1986年作品『モナリザ』で、カンヌ映画祭やゴールデングローブ賞、アカデミー賞などで主演男優部門を席巻した英国の名優ボブ・ホスキンス。ルイージを演じるのは、『ロミオ+ジュリエット』や『ムーランルージュ』などバズ・ラーマン監督作品をはじめ、数々の作品で脇を固めるバイプレーヤー俳優のジョン・レグイザモ。そのほか、悪の親玉クッパにデニス・ホッパー、ヒロインに『若草物語』のサマンサ・マシス、その父であり王に『ターミネーター』のランス・ヘンリクセンなど、個性派俳優たちが顔を揃えた。

<作品情報>
『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』

【ストーリー】
6500万年前、巨大隕石の落下によって、恐竜世界と人間世界がふたつに引き裂かれた。絶滅したと思われていた恐竜は進化し、独自の世界を地下に作り上げていった。そして現代のニューヨーク・ブルックリン。あるひとりの女性が教会の前で何かを置きその場を去って行く。それはひとつの大きな卵と小さな石。教会のシスターたちはこれらを拾う。シスターたちの前で何と卵から人間の赤ん坊が生まれた。

さらに20年の時が経った。ブルックリンで配管工の仕事を請け負うマリオとルイージの兄弟は、地下の下水路で化石発掘を行う調査チームのリーダーであるデイジーと知り合う。ある日、マリオとルイージはデイジー、マリオの恋人ダニエラと外食を楽しむ。食事後マリオたちと別れたダニエラが突然ふたりの謎の男に誘拐され、その次にデイジーも誘拐されてしまった。

マリオたちは後を追い地下を訪れた。そこでデイジーが謎の入り口に引きずり込まれてしまい、マリオたちもその入り口に飛び込むと、その先に広大な地下空間に広がる恐竜人の帝国を発見。デイジーを探してさ迷うふたりに、地下帝国の王クッパの手が迫る……。

監督:ロッキー・モートン、アナベル・ヤンケル
脚本:エド・ソロモン、パーカー・ベネット、テリー・ランテ
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ボブ・ホスキンス、ジョン・レグイザモ、デニス・ホッパー、サマンサ・マシス、 ランス・ヘンリクセン

1993年アメリカ映画(日本公開1993年7月)/原題:Super Mario Bros./カラー/約105分

デジタル配信はこちら:
https://lnk.to/SM_MTM

(C)1993 Allied Filmmakers N.V. (C)1993 Nintendo

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