定置網で潜水作業をしていた43歳男性が意識不明 搬送先の病院で死亡を確認 富山・滑川市

12日朝、富山県滑川市沖合の定置網で潜水作業をしていた43歳の男性が意識不明となり搬送先の病院で死亡が確認されました。

死亡が確認されたのは、滑川漁業協同組合員の平井孝英(ひらい・たかひで)さん(43)です。

12日午前6時20分ごろ、滑川市の高月漁港からおよそ300メートル沖合の定置網で潜水作業をしていた平井さんが意識不明になったと消防に通報がありました。平井さんは病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

伏木海上保安部によりますと、平井さんは上下ウェットスーツでボンベ式の潜水具を付け、定置網のロープを切断するため潜水作業を行っていました。

2回目の潜水作業を行う際、平井さんは海中に沈んでいき、近くで作業をしていた別の漁船の作業員に引き揚げられたということです。

漁業関係者によりますと、平井さんは潜水士の資格を持たない初心者ということです。

伏木海上保安部は事故の原因を調べています。

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