石狩市で計画されている風力発電所に反対する市民団体が、国や北海道などに計画中止を求める要望書を提出しました。
■石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会糟谷奈保子共同代表:
「自然度の高い厚田に、190メートルもの風車ができる。これはダメだと思って要望書を提出することにしました」
国や道などに要望書を提出したのは、石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会です。
石狩市厚田区に東急不動産が計画している風力発電所に対し、希少な鳥が生息していることや、土砂災害の危険性があるなどとして計画の中止を求めています。
道などによりますと建設予定の風車は15基で最大9万1500キロワットの出力の発電所になるとしています。