「観光三重」なる表示がサッカーW杯 ミャンマースタジアムに現れたワケとは? いま知っておきたい三重の魅力

6月6日、ミャンマーヤンゴン THUWUNNA STADIUMで開催されたFIFAワールドカップ2次予選の日本対ミャンマー戦をテレビで観戦していたら、気になる看板を見つけた。

それが、この「観光三重」と記されたボード。

三重県鈴鹿市出身の選手の旗手怜央選手(セルティックFC)が出場するためだろうか。

なぜいま、三重県がミャンマー戦に広告を出したのか……疑問が浮かんでしまった。

気になったから三重県に聞いてみた

なぜ、ミャンマーのスタジアムに「観光三重」なる広告を出したのか、三重県庁職員・寺井さんに聞いてみた。

「行政がこんなことするの?って思ってもらえるような、チャレンジングな取り組みをしていきたい」(寺井さん)

「世界の人々に三重県を知ってほしい」

「世界の人々に三重県を知ってほしい」と願う三重県庁職員・寺井さんたちの想いが、こうした「観光三重」“世界進出”へとつながったという。

広告が出された理由も判明し、試合は無事に5-0で日本の勝利に。日本代表の活躍も気になるが、ここまでくると、三重にも気になってしまう。

三重の旅行記やツアーガイドは、これまでいろいろ出回っているけど、名古屋・京都・大阪ほどは行かないということで、三重県の観光についていろいろチェックしてみると、こんな発見があった。

三重観光には「まわりゃんせ」を活用すべし

まず、首都圏から三重県の行き方を調べたところ、新幹線や飛行機で行けないことが判明。

東京駅から、「東海道新幹線のぞみで」名古屋駅を経由して、近鉄特急で伊勢市駅まで行くのがベストなようだ。

しかし、三重の交通にはもうひとつ問題がある。広大な伊勢志摩エリアの観光地をまわるには、旅行コストが高くなる……。

そこでお得な周り方を調べ、「まわりゃんせ」というお得なきっぷに注目。

「まわりゃんせ」は、近鉄電車が発行している伊勢・鳥羽・志摩を4日間、伊勢志摩の観光スポットをお得に巡れるスーパーパスポートだ。

〈費用〉
・[特急券あり]→おとな(中学生以上)11,000円 小児(小学生)6,000円
・[特急券なし]→おとな(中学生以上)8,600円 小児(小学生)4,900円

〈販売期間〉
・2024年2月10日(土)から2024年12月26日(木)まで
※ご乗車開始日をご指定のうえお買い求めください。
※ご乗車開始日の1ヵ月前から発売いたします。
※インターネット通信販売では、ご乗車開始日の30日前から5日前の12時まで発売いたします。

〈特典内容〉
1.近鉄電車発駅からフリー区間(松阪~賢島間)までの往復乗車券とフリー区間の乗車券
2.近鉄電車「ゆき」(発駅→松阪~賢島間)と「かえり」(賢島~松阪間→着駅)の特急券引換券※
3.近鉄電車フリー区間(松阪~賢島間)用特急券引換券4枚※
4.三重交通バス(松阪・伊勢・鳥羽・志摩エリア内)・鳥羽市かもめバス4日間乗り放題
5.鳥羽市営定期船・志摩マリンレジャー定期船4日間乗り放題
6.伊勢神宮 内宮⇔伊勢志摩近鉄リゾート各ホテルを結ぶ「パールシャトル」の片道1回乗車券(事前予約制)
7. 22の観光施設の入場・入館が可能
8.“パスポート”の呈示で特典が多数
※ 2. 3. は、まわりゃんせ[特急券なし]にはセットされていません。

―――4日間の移動が最大11,000円とはかなりお得。

さらに、伊勢志摩温泉 志摩スペイン村「ひまわりの湯」や賢島エスパーニャクルーズなど含めた22の施設に入場・入館できるのは、魅力的。

こうした“お得なきっぷ”を手に、旅してみたい三重の観光スポットが、これだ↓↓↓

今年で世界遺産登録20周年熊野古道

熊野古道は、世界遺産登録されて今年で20周年。

熊野古道は三重県の伊勢神宮から和歌山県の熊野三山へ続く約170kmの道で、多くの絶景スポットがあるみたい。

とくにこの画像。「熊野古道伊勢路 馬越峠」。

道の駅海山〜JR尾鷲駅間の約5.2kmの道で、2時間45分ほど。敷き詰められた石畳がとても風情を感じるスポットで、写真も映える。

熊野古道はいくつかのルートがあるので、それぞれ見たいスポットや体力に合わせてルートを選んでみたい。

そして、熊野古道伊勢路のおすすめスポットがこれだ↓↓↓

便石山(象の背)

馬越峠に訪れた際、体力に自身のある方は伊勢路から少し外れた、「便石山(象の背)」に寄ってみるのもおすすめ。

灰色でゴツゴツした象の背中のような岩から、熊野灘を一望できる、伊勢路随一の絶景スポットだ。

鬼ヶ城

鬼ヶ城は地震による隆起や風化と波の侵食によって作り出された大岩壁になっていて、岩の隙間から見える太陽と海が、見事。

七里御浜

熊野市から続く七里御浜は、22kmと日本一長い日本一長い砂礫海岸。

世界遺産だけでなく、「日本の渚百選」にも選ばれている「三重を代表する海岸」なんだって。

まだまだある三重の魅力

今後、2033年の式年遷宮に向けた行事が行われる伊勢神宮や、モータースポーツの聖地 鈴鹿サーキットなど、訪れたいスポット・行事がいっぱい。

チャンネル三重県では、三重の魅力を多彩に紹介しているから、要チェック↓↓↓

◆三重県の観光連盟の公式サイト「観光三重」
https://www.kankomie.or.jp/

◆Youtubeチャンネル【公式】観光三重

© 株式会社エキスプレス