高畑充希、作品通じて結婚に尻込みも… 最後はポジティブ「人といるといいな」

イベントで「1」「2」のポーズをする高畑充希【写真:ENCOUNT編集部】

『1122 いいふうふ』ドラマ完成披露イベント

俳優の高畑充希が12日、都内で行われた『1122 いいふうふ』ドラマ完成披露イベントに出席。結婚観について語った。

原作は渡辺ペコ氏による同名漫画。“家庭外恋愛”を認めている、結婚7年目を迎えた夫婦・相原二也(おとや)と一子(いちこ)を軸に描くマリッジ・ストーリー。高畑充希と岡田将生が初共演にして夫婦を演じた。

作品を通じ、結婚に対する考え方に変化したかと問われた高畑。劇中ではセックスレス、不妊治療、不倫などセンシティブなことにも切り込んでおり、高畑は「これが現実だぞ、これでもくるのか結婚という領域にと言われているような気がした。若干尻込みはあった」と苦笑いで吐露。

それでも「人といるといいなって思った。個人的な話をすると、一人っ子なので両親に何かあったらどうしよう、と考える。そんなとき劇中で、二也がずっと寄り添ってくれていた。ただそこにいてくれる存在のありがたさたるや。『どうすんの? こっちにくるの?』と結婚という巨大な敵にそう言われた感じがあったけど、やっぱり結婚いいな、憧れもあるなって思った。撮っている最中は『話し合い疲れた』と思っていましたけど(笑)」と前向きにとらえていた。

一方、結婚に対して「ポジティブなほう」という岡田だったが、「こんなに会話を繰り広げないといけないのかって思った。相手を知りすぎると難しいなって。撮影中、毎日疲れ切っていて、明日も会話だ、明日も会話だ、明日はケンカだって。これって結婚したらこんな感じ?って(笑)」とぐったりした様子。

さらに「スケジュールで『木曜日ケンカしましょう』って決めてくれたほうがいい。溜めていたものを木曜日に出してください、みたいな。突然ケンカってやってくるじゃないですか。決めてくれたほうがいい」と主張。高畑から真顔で「ケンカ週1でするの?」と聞かれると、「それもつらいわ……」と絶望の顔だった。

イベントにはそのほか、西野七瀬、高良健吾、THE RAMPAGEの吉野北人、今泉力哉監督が参加。6月14日よりPrime Videoにて順次配信を開始する。全7話。ENCOUNT編集部

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