梅雨に向けて食中毒に注意 子供達が食の安全について学ぶ【長崎県】

気温と湿度が高くなるこの時期気をつけたいのは「食中毒」です。

安全に食事をするにはどうすればいいか。

12日諫早市の小学校で食中毒の注意点などを学ぶ食の安全教室が開かれました。

クイズをしている様子
「牛乳好きな人!」「はーい」「半分くらいかな」

諫早市の上山小学校で行われた食品の安全教室には5・6年生約140人が参加しました。

この取り組みは、子供達が食品の安全性に興味を持ち、理解を深められるよう、長崎県が毎年開催しています。

教室はクイズ形式で行われ、身体に必要とされるものも大量に摂取すると健康を害することがあるなど食について学びます。

中でも12日に最も時間を割いたのは「食中毒」についてです。

県食品安全・消費生活課
山崎省吾課長補佐(崎は「たつさき」)
「カンピロバクターという菌は肉の中でも特に鶏肉によくついている。この菌がついた食べ物を食べると下痢をしたり吐いたり熱を出すことがある」

手にどれくらい菌がついているか示した画像を見せると想像以上の量!

手洗いの大切さを実感しました。

そして、食中毒を予防するには原因となる細菌を「つけない」「ふやさない」「やっつける」という三原則を学びました。

6年生
「加熱しても菌が死なないということにびっくりした。手を洗う前はたくさん殺菌がいるので、これから給食の前はきちんと手を洗おうと思った」

梅雨を迎えるこれからの時期、食品を安心安全に食べるためにも食中毒の予防は大切です。

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