〝鉄人〟小橋建太（５７）のプロデュース興行「Ｆｏｒｔｕｎｅ Ｄｒｅａｍ ９」（１２日、東京・後楽園ホール）で、日本で３年ぶりのリングにあがった〝女子プロレス界の横綱〟こと里村明衣子（４４）が変わらぬ強さを見せつけた。
この日のセミに出場した里村は彩羽匠と組んで「チーム２００キロ」こと橋本千紘、優宇組と対戦した。立会人として長与千種も試合を見つめる中、里村は多彩な蹴り技やＳＴＦなど惜しみなく技を繰り出す。最後は彩羽が優宇をニールキックで下した。
久々の後楽園ホールでの戦いを終えた里村は「小橋さんと長与さんが見ていると思うと気合が違いますね」と充実の表情。「Ｆｏｒｔｕｎｅ Ｄｒｅａｍを（日本復帰戦の）一発目に選んでよかったと思います。チーム２００キロも３年前からは別格になりました。センダイガールズも彩羽も３年前に比べて今が一番いい。私も最高潮。この状況で試合ができて良かったです」と笑顔を見せた。気になる今後については「つながりましたね。こいつらとまたやりたいと思いました。彩羽選手とも戦いたいし」と前を見すえた。
