ソフトバンク笹川吉康「やはり緊張感が違いました」 高卒4年目、本拠地でプロ初出場 小久保監督も期待の〝ギータ2世〟

7回無死、二ゴロに倒れる笹川(撮影・西田忠信)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク3―9ヤクルト(12日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクの笹川吉康外野手(22)が1軍デビューを果たした。

5回の守備から途中出場。7回のプロ初打席は二ゴロ、9回は二飛と快音を響かせることはできなかった。「大観衆のドームでの打席は、やはり緊張感が違いました。とにかくファームで取り組んできたことを、思い切ってやることだけを考えました。結果を出すことができず、チームも敗れて悔しさが残る試合となりましたが、スタートをきれたことは嬉しく思います。しっかりと自分のできる準備をして、次にチャンスをもらった時には、結果で応えられるようにしたいです」とコメントした。

横浜市出身の笹川は横浜商高から2021年にドラフト2位で入団。今季は2軍戦で55試合に出場し、打率2割7分1厘、2本塁打、20打点。柳田悠岐が入団時につけていた「44」を背負い、「ギータ2世」として、小久保裕紀監督も2軍監督時代から期待をかけていた。プロ4年目で11日に初昇格を果たしていた。

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