ソフトバンク奈良原浩ヘッドコーチ「多分大丈夫じゃないか、今の時点では」 負傷交代の近藤健介について説明

4回2死満塁、ヤクルト・鈴木の2点左前適時打を処理した際に体を強打し、治療を受ける近藤(中央)(撮影・西田忠信)

◆日本生命セ・パ交流戦 ソフトバンク3―9ヤクルト(12日、みずほペイペイドーム)

ソフトバンクの奈良原浩ヘッドコーチ(56)が、負傷交代した近藤健介外野手(30)について、「多分大丈夫じゃないかってところの判断なので、今の時点では」と説明した。

4回2死満塁の守備。鈴木の左前への当たりに猛チャージをかけた。つかみかけた打球はグラブからこぼれると、そのまま顔面からグラウンドに落ち、体が一回転した。痛みで顔をしかめ、慌ててトレーナーも駆けつけた。場内は騒然としたが、そのままプレーは続行した。

4回1死で打席に入り、一ゴロ併殺。5回の守備で退いた。

奈良原ヘッドコーチは「(4回の守備から)帰ってきたときに若干握力が入りづらい(と言っていた)。でもその後打ってましたもんね、ファーストゴロ。本来のバッティングではないのかもしれないし、それは自分の感覚が分からないですけど、いずれにしても明日次第ですね」と話した。

右手甲付近を負傷した模様で12日中にエックス線検査を受け、13日にはMRIなど精密検査を受ける予定だという。

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