群馬のガソリン価格 前回調査から10銭安の175円20銭 政府は補助の延長検討

【資料】ガソリンスタンド

経済産業省が12日に発表した今月10日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、今月3日時点の前回調査から横ばいの174円80銭でした。

一方、群馬県のレギュラーガソリンの1リットル当たりの平均小売価格は、前回調査から10銭安い175円20銭でした。

政府は補助金の延長を検討

なお、政府が石油元売り各社に支給している補助金により26円20銭の抑制効果があったということですが、この補助金についてこの夏以降も継続する方向で調整していることがわかりました。予備費の活用などを念頭に新たな予算を確保する方針です。

補助金はロシアのウクライナ侵攻を背景とした原油高への対応策として延長を重ねていて、レギュラーガソリンの全国平均小売価格を1リットルあたり175円程度に抑えています。

しかし、現在の原油価格の水準で補助金が無くなれば200円程度まで上昇する見通しで、物価上昇に賃上げが追いつかない状況のため政府は負担軽減策を継続する必要があると判断しました。(共同)

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