【鎌倉 ショップレポ】Atelier Piccolo(アトリエピッコロ) - 極楽寺で出会った、こどもしょっぷ「いとや」。柔らかな光が差し込む、写真と暮らしのお店

「いらっしゃいませ〜」開業から4年目のこどもしょっぷ

画像出典:湘南人

6月の江ノ電は、紫陽花見物の人たちで賑わいます。

通称「赤い橋」と呼ばれているこの橋は「桜橋(さくらばし)」といいます。
桜橋から鎌倉方面の線路を見下ろすと極楽洞というトンネルがあり、緑の江ノ電と赤い橋のコントラストが人気の撮影スポットにもなっています。

詳細は、こちらの記事をご覧ください。
【鎌倉 観光スポット】ローカル御用達 極楽寺から正福寺谷(しょうふくじがやつ)への山越え道 - アンダーツーリズム 知る人ぞ知る隠れ家スポットと鎌倉の歴史を辿る

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桜橋を歩いていたら、「いらっしゃいませ〜」とこどもの声がしました。
声のする方に行ってみると、こども達がポストカードや紙粘土で作ったマグネットを販売していました。

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こどもしょっぷがあったのは、「フォトグラファーが運営する、写真と暮らしをつなぐお店」Atelier Piccolo(アトリエピッコロ)の一角です。

こどもしょっぷ「いとや」を営んでいるのは、オーナー鈴木さや香さんの息子さんのいとくんでした。
この日は、親戚のお兄ちゃんと一緒に販売していました。

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いとくん達は道ゆく人に挨拶したり商品の説明をしたりしながら、慣れた様子で接客しています。

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いとくんは現在7歳。
3歳の頃からこのこどもしょっぷを始めて、今年で4年目になるとか!
なるほど、慣れているわけです。

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こちらは、Atelier Piccolo(アトリエピッコロ)のショップカード、いとくんが描いた大仏のポストカードと親戚のお兄ちゃんが紙粘土で作ったマンボウのマグネットです。

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3歳からポストカードを書いていたと言うので、こどもしょっぷを始めた頃の絵を見せてもらいました。
世界に一枚のポストカードです。

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いとくんはお釣りを確認して、またこどもしょっぷに戻りました。

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写真と暮らしがすきなひとをつなぐ、フォトグラファーのお店

さて、Atelier Piccolo(アトリエピッコロ)の店内をご紹介します。

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素敵な写真や小物がいっぱいです。

特に目を引いたのは鎌倉景色の「写真封筒」。
「ありがとう」や「だいすき」を写真で伝えるために生まれたオリジナルアイテムで、Atelier Piccolo(アトリエピッコロ)の商標登録商品です。

路地から覗いた江ノ電や、すぐ近くにある極楽寺の町中華 盛華園のチャーハンなど、どこか懐かしくホッとする風景。

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人気は、鎌倉景色のご祝儀袋。
大切な方へのお祝いに最適です。

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ご自分の選んだ写真でオリジナルご祝儀袋も作ることができるので、渡す相手に心からのお祝いの気持ちが伝わります。

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ちょっとレトロで懐かしい感じのポストカードがたくさんありました。

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家族写真などを使って、スマホからポストカードやぽち袋を手作りできるのも嬉しいサービスです。

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また、お店の一角は販売ギャラリーとして、作家さんの作品や雑貨を販売しています。
どんな作品に出会えるか、楽しみですね。

画像出典:湘南人

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店内にはスタジオスペースがあるので、記念写真を撮ることもできます。

よそ行き姿も素敵ですが、いつも通りの肩肘張らない姿の写真は、きっと大切な思い出になることでしょう。
スタジオは自然な光が柔らかく差し込んで、じわっと心がほぐれるような雰囲気でした。

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鈴木さや香さんは、本も出版されています
『日常写真が楽しくなるノートブック』2,200円(税込)
なにげない日常写真のアイデアがいっぱいつまった、写真集のような実用書です。

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オリジナルのレンズも販売していました。
老舗のフィルタ―メーカーマルミ光機株式会社と開発したレンズで、「アルプスパンチ!」と「なついろパンチ!」の2種類があります。

詳細はこちらをご覧ください。
パンチ!フィルタ―レンズ

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ネーミング通り、このレンズを通して写真を撮ると、どこか懐かしいレトロな感じなります。
光を印象的に表現したい方には、最高のレンズです。

画像出典:湘南人

鈴木さや香さんは、フォトグラファー、レンズ開発者、お母さん、執筆者など様々な横顔をお持ちで、さらに一般社団法人写真と暮らし研究所の法人代表です。

ホームページに綴られた言葉から、写真と日々への想いが伝わってきます。

今見えているのは、ただの日々かもしれません。
なんにもない日常、当たり前の時間、でもいつか 遠い未来、
すべて過去になったときには 戻ってこないかけがえのない日々。
そんな日々を、未来の自分が忘れないように、思い出せるように プリントする。

参照元:写真と暮らし研究所

鎌倉極楽寺には、こんな素敵で奥深いお店があるのです。

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鈴木さや香さんが執筆されたコラムは、何度も読み返したくなります。
日常の大切なもの、愛おしさで溢れています。

『君をカメラで EOS Kiss X9i』

『私の愛すべきもの #02 暮らし 写真・鈴木 さや香』

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ちょこんと店頭に座っている、小さな いとくん。
どんどん大きくなって、やがてこどもしょっぷから社会へと旅立っていくのでしょう。

極楽寺の赤い橋の近くで「いらっしゃいませ〜」とかわいい声が聞こえたら、ぜひ立ち寄って見てください。
道ゆく人々の顔には、自然と微笑みがこぼれていました。

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店舗紹介

【 AtelierPiccolo(アトリエピッコロ)】
■住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺2丁目1−21
■電話番号:0467-55-5165
■営業時間:11時半-日没くらい(現在は17時)
■定休日:不定期 こちらからご確認ください
■駐車場:なし 近隣に有料パーキングあり

アクセス

江ノ電 極楽寺駅より 徒歩2分

関連リンク

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