つわりがひどくてダウン中 そこに夫が「あのさ、トイレにゴ●●リがいるよ?」 それは一体なんの報告!?

夫よ、おまえは人の心がないのか……?

ご家庭の害虫の代表格・ゴキブリ。できれば遭遇せずに、穏やかに過ごしたいですよね。しかし、いざ家の中という閉鎖空間で"ヤツ"を見つけてしまったら…腹を括って対峙するしかありません。そう思っていたのですが…。

寝室で気持ち悪さに唸っていると…

妊娠初期、A子さんはひどいつわりにダウン。起き上がる事さえ辛い状況が続いていました。

寝室で気持ち悪さに唸っていると、遠慮がちなノックの音。

やっとの思いで夫に返事をすると……何と、トイレに出たゴキブリを退治して欲しいとの要請!

確かに日ごろから、害虫退治は主にA子さんの担当でした。虫嫌いな夫を気遣ってのことでしたが、A子さんだって決して虫が得意なわけではありません。

ましてや今はあなたの子どもを身籠り、つわりに苦しんでいる状況。わたしが苦しんでいるのが見えないの…?と、A子さんは夫に対して愕然としてしまいます。

A子さんは夫の「トイレにゴキブリがいるよ?」という、歯にものが挟まったような言い方にも引っかかりました。せめて直球で「退治してくれ!」と頼めないの!?

モヤモヤしながらも重い体を引きずって、素早い"アイツ"を相手に悪戦苦闘。いつにも増して憎々しい気持ちをぶつけ、どうにか退治することに成功。その間も、絶え間ない吐き気に襲われ続けていました。

産前産後の恨みは一生

「処理を終え、ゴキブリを包んだティッシュを夫の前に突き出すと……夫は聞いたこともない悲鳴をあげて後ずさっていました。その時は、ほんの少しですがスカッとしましたね(笑)」と語るA子さん。当時の心境を振り返ります。

「でも、私がつわりで苦しんでいるのがわかっていて、ゴキブリの1匹も始末してくれなかった。そんな思いは無事長男を出産した後もずっと残り続けています。男だから、女だからと言うつもりはないのですが、パートナーが不調の時くらいはもう一歩、勇気を出してほしかったですね」

ちなみに、その後は夫婦間で話し合いの場を設け、「虫を最初に見つけた方が退治する」というルールに変更したそうです。

得意不得意はあれど、思いやりを持って臨機応変に対応できたら素敵ですね。

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遺品整理や特殊清掃を手掛ける株式会社TRUST.CORPが2021年夏、男女314人を対象に行ったアンケート調査によると、「自分でゴキブリを退治することが出来る」人の割合は全体の6割ほど。残り4割の人は、一体どうしているのでしょうか。

直接虫に触れずに処理できる便利な商品も売られているようです。これらのグッズに頼ってみるのも、手かもしれませんね。

【出典】
株式会社TRUST.CORP/ゴキブリ退治できる男性女性の割合!一人暮らしでできない人は?https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000074590.html

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