【開店】[稲妻飯店]2024年4月17日オープン!築100年以上の鹿野の古民家でいただく台湾料理|鳥取市

2024年4月17日、歴史情緒あふれる町並みが魅力の鳥取市鹿野町に、台湾料理とワインのお店「稲妻飯店」がオープンしました!

築100年以上の元和菓子店を改装した店舗は、レトロな電灯が照らす灯りと、柔らかな色調のインテリアで懐かしさを感じられます。

昔ながらの町割、当時の面影が残る場所に、新しい風を吹かせた「稲妻飯店」。

季節の味と台湾料理どちらも楽しめる食事、気さくなママさんの心配りが訪れる人々を魅了します。

「稲妻飯店」の基本情報

住所鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1058-2(MAP)営業時間【ランチ】11:00〜15:00(L.O.14:00)
【ディナー】17:00〜21:00(L.O.20:00)
ディナーは金・土・日曜日限定定休日火曜日・第2,第4月曜日
※その他農作業による不定休あり駐車場あり電話番号070-4729-5656SNSInstagram

鹿野城跡へと向かう通りに店舗、その手前に駐車場があります。

満車の場合は、「しかの心」の駐車場をご利用ください。徒歩3分程度、散策にぴったりの距離です。

店内の様子

入り口で靴を脱いで上がるスタイルで、扉を開けると気さくなママさんが、あたたかく迎えてくれました。

築100年以上の元和菓子店を改装されたそうで、天井には立派な木材、棚の上には菓子店時代の落雁の木型などが飾られています。

天井に吊るされたレトロな電灯が照らす灯りに包まれ、柔らかな色調のインテリアが落ち着きを与えてくれました。

客席は広いワンフロアーで、お座敷とテーブル席に分かれています。

テーブル席は、6人掛けが1つ、2人掛けが2つ、お座敷が2テーブル。ゆったりとした間隔の配置で、心地よく過ごせますよ。

平日のランチタイムに伺いましたが、次々にお客様が訪れ、12時が過ぎるころには満席に!

座敷でゆっくりしたい等の希望がある場合は、予約または、早めの来店をおすすめします。

メニュー

ランチメニュー・ドリンクメニュー

学生時代に、パクチー専門店でアルバイトを経験した店主は、後に、イタリアン、エスニック、中華などといった世界の食材を取り扱うカルディに就職。

専門店で得た豊富な知識をいかして、カルディでは、スタッフが学ぶための冊子制作を任されたそうですよ。

その後も、飲食関係の仕事をいくつか経験し、飲食の道を諦めようと考えた時期を乗り越え、鳥取へUターンを決意。台湾料理がメインの「稲妻飯店」をオープンされました。

瓶ビールは、程よい苦味が効いた、しっかりとした厚みのある味わいが特徴のサッポロ赤星を提供。

ドリンクメニューにも、店主のこだわりが光ります。

ディナーメニュー

ランチメニューは、ディナータイムでも単品でいただけます。

夜限定の和牛すじのマーボー豆腐、旬を取り入れた一品メニューがお酒に合いそうです。

実際にいただいたメニュー

清蒸魚(チンジャンユー)セット

清蒸魚(チンジャンユー)とは、魚を蒸した料理のことです。取材時の魚は、スズキでした。

前菜は、ご自宅の裏で採れたタケノコのメンマ、甘めに炊かれたフキの佃煮、ピータン入りの卵焼きの3品。

メインは台湾料理、副菜は季節を感じられるよう工夫がなされています。

スズキを蒸すことで旨みが凝縮し、ふっくら、もっちりした心を満たす味わい。

添えられたきゅうりとネギ、人参はシャキシャキの食感が楽しめます。

口水鶏(よだれどり)セット・からあげ単品

「口水鶏セット」のソースは、ピリ辛の麻辣タレか、ネギタレ、またはどちらも楽しめる合いがけの3パターンから選べます。

からあげのお皿に乗ったレタスとラディッシュは、この日の朝に届いたばかりのもの。

平成の名水百選にも選ばれた「布勢の清水」の美しい水で育った採れたて野菜を、直接生産者から仕入れることで、旬と地域とのつながりを大切にされています。

生産者からお店へ、そしてわたし達の口へ届くストーリーを聞くと、より一層おいしく感じられますね!

楽しい時間とジューシーなからあげでごはんが進み、ついつい食べ過ぎてしまいましたよ。

「稲妻飯店」のおすすめポイント

桜スポットで有名な鹿野城跡ですが、歴史情緒あふれる町並みは、お花見シーズン以外でも訪れたい魅力があります。

オープンしたばかりの「稲妻飯店」は、美味しいお料理はもちろんのこと、お店の方と心地よい会話を楽しめ、穏やかなひとときを過ごせます。

1度訪れると、また行きたいより、帰りたくなるような気持ちが湧き出てくるお店です。

※本記事の情報は2024年6月3日時点のものです。最新の情報は直接取材先にお問い合わせください。
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