さいたま地検川越支部は12日、路上で女性の体を触ったとして逮捕されていた埼玉県鶴ケ島市の大学生男性（21）について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
男性は5月28日、同市内の路上で女性の体を触るなどのわいせつな行為をしたとして、不同意わいせつの疑いで県警捜査1課と西入間署に逮捕されていた。
■付近でわいせつ20件、関連も捜査していた（以下、初報記事）
路上で女性の体を触ったとして、県警捜査1課と西入間署は5月28日、不同意わいせつの疑いで鶴ケ島市、大学生（21）を逮捕した。
逮捕容疑は昨年9月19日、鶴ケ島市内の路上で、徒歩で通行中の10代後半の女性に「今から帰るの？ 何歳？」と声をかけ、体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。「声をかけて体を触ったのは間違いない」と容疑を認め、「好みの女性で、欲求を抑えられなかった」と供述しているという。
同課によると、2人に面識はなく、女性本人が「知らない若い男に体を触られた」と110番。防犯カメラなどの精査から犯行を特定した。同署管内では昨年9月以降、路上でのわいせつ事件が約20件発生しており、大学生との関連性についても捜査しているという。
