第一子出産後、母から渡された日記 娘はその中身を見て「声出して泣いた」→「こんなママに私もなりたい」「私も泣いちゃった」と反響

なつ(@natsu72__mm)さんが、出産後にお母さんから貸してもらった『育児日記』をXに投稿すると「泣いちゃった」「素敵すぎる」などのコメントが寄せられ話題になっています。

このときの様子について、なつさんに話を聞きました。

お母さんの育児日記

出産をして退院した日、初めてお子さんと一緒に家に帰ったときに、お母さんから「育児日記」を貸してもらったなつさん。

退院と出産のお祝いのために自宅に来たお母さんに「これ、私の宝物だから貸してあげる。ちゃんと返してね」と、突然手渡されました。

産後1ヶ月間の日記(@natsu72__mmさんより提供)

育児日記には、産前から出産までのお母さんの思いや、そのときの出来事が丁寧に書かれていました。
最後まで読んだなつさんは、自分がどれだけ愛されて生まれ、育ってきたかが伝わり、胸が熱くなったといいます。日記を書いた当時21歳のお母さんから、時を超えて手紙をもらったような気持ちだったそうです。

なつさんは、お母さんに「号泣しちゃった~」と伝えました。この育児日記には、なつさんの祖父母に宛てた手紙も挟まっており、その手紙の終わりには「なつがお嫁に行ってしまって孫ができたとき、同じように思ってもらえるような母になります」と書いてあったそうです。
そんな手紙に気づいたなつさんは、日記を返すときに、こっそりお母さん宛ての手紙を忍ばせるつもりとのこと。きっとお母さんも喜ぶでしょうね。

お母さんから貸してもらったもの(@natsu72__mmさんより提供)

日記のなかで特に印象深かったことと読んだときの気持ちについて「私に話しかけるような文が時折入っていたのが印象深かったです。病院を退院した日の『なつちゃん、これからママと新しい1歩を踏み出すんだよ』の言葉や、弟ができたときの『なつちゃんがしっかりしてるから、ママはつい期待しすぎちゃうんだね。ごめんね』など…今の私に話しかけているわけではないのですが、今になって知る母の気持ちに胸がぎゅっとなりました。きっとこの日記をいつか私に渡すつもりで書いていたんだろうな、と思います」と話すなつさん。

投稿に寄せられたコメントを読んだなつさんは「まさかこんなにたくさんの方から褒めていただけるとは思っていなかったので、驚きと戸惑いがありましたが、それと同時にこんな素敵な母に育てられたんだ、と誇らしい気持ちでした。ほんとに自慢の母です」と話しました。

そんななつさんは、数年間不妊治療をしていました。治療中から妊娠、出産と今までのことをすべて日記につけているそうです。

日記について「母のマメさが遺伝しているのかもしれません(笑)。我が子に向けての日記ではないのですが、どれだけあなたに会いたかったか、どれだけ努力をして、支えてもらって、辛い思いを乗り越えて、どんな気持ちでお産に臨んだのか、産まれてきてくれてどれだけ嬉しかったか…すべて詰め込んだ日記なので、いつか大きくなったら一緒に読み返せたらな、と思っています」と話しました。

お子さんが大きくなって、一緒に読み返す日が楽しみですね。

ほ・とせなNEWS編集部

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