新人アナウンサーが長時間のスポーツ中継を裏方としてサポート!ベテランディレクターからまさかの“スカウト”も?

6月12日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』では日本テレビにこの春入社した3人の新人アナウンサーに密着。陸上大会の生中継で先輩をサポートした。

『1年たったらこうなりましたの旅!日本テレビ新人アナウンサー編』として密着されている新人アナウンサー3名を含む新入社員たちは、“日テレ”の文字の入ったゼッケンを身に着けて国立競技場の中へ。この日行われる大会は関東学生陸上競技対校選手権大会、通称“関東インカレ”。関東の大学が競技ごとに競い合い、順位に応じて与えられるポイントの合計で競い合う大学対校戦にもなっている。大学生陸上選手にとっては“夢の舞台”と言える大会だ。日テレではCS放送でこの大会を生放送しており、その放送時間は9時間45分というかなりの長時間。新入社員たちはその様子を見学するのではなく、“即戦力”として各部署に配置され、先輩たちをサポートすることになっていた。

水越毅郎アナウンサーは、競技を終えた上位選手へのインタビューをサポートすることに。戻ってきた選手をインタビューの場所までピックアップする重要な役割だ。もちろんそれだけではなく、合間合間に先輩アナウンサーからインタビューのコツなどを教わり、自分のものにしていく。

箱根駅伝に向けての取材に訪れた先輩アナウンサーも集まる中、水越アナはハーフマラソンで上位入賞した選手をピックアップするため選手が出入りする通路へ。しかし、3位に入った選手は同じ大学の選手と話しながら彼の目の前を通り過ぎてしまった。声をかけていいのか、通路の奥まで入っていいのか何もわからずその場でまごつく水越アナにはナレーションでも「何で行かないんだ、水越くん!」と突っ込みが入り、スタジオでVTRを見ていたMC・佐藤栞里や俳優の岸井ゆきの、お笑い芸人の横澤夏子らも「頑張れ!」「頑張って!」と声援を送っていた。

結局この場は大会スタッフが選手をインタビューの場所まで誘導したため、まるっきり出番なしに終わった水越アナは「何が何だかわからず…何もできなかったです」と反省の弁。しかし「この後またできるように修正していきます」という言葉通り、次のレースでは無事選手を引き留めることに成功していた。

さらに水越アナは、インタビュー中で競技を見ることができない先輩の渡邉結衣アナの代わりにレース展開を把握し、合流した後に詳しく状況を報告。すると渡邉アナがその情報を活かしたインタビューを行い、面白い情報を引き出すことができた。控室に戻ると水越アナは「ファインプレー!」と渡邉アナからお褒めの言葉をもらうも、「ずっとリサさんが…」と、渡邉アナの同期の山本里咲(りさ)アナと名前を間違えるという大失態!後輩からのまさかの仕打ちに渡邉アナも思わず「泣いていいですか…」と笑いながらぼやいていた。

一方そのころ、新人の並木雲楓(もか)アナウンサーは中継車の中にいた。今回の彼女の仕事は、トラック競技が生中継されている裏側で、VTRで放送されるやり投げや幅跳びなどのフィールド競技の映像を編集するディレクターに付き、同時進行で行われている様々な種目の記録などをフォローするという役割。3つ以上の種目が同時に行われるフィールド競技ではディレクターと編集オペレーターだけではどうしても状況を追いきれないが、並木アナは状況を逐一メモし、必要に応じてディレクターに報告。ベテランのディレクターからも「ありがとう!」「ナイス!」「さすが!」と褒められるほど、見事なまでに戦力として役立っていた。

最終種目のリレーが行われ、笑顔でレース観戦を楽しみながら記録をとっていた水越アナ。しかしその裏側で並木アナのいる中継車内は一番の山場を迎えていた。放送時間内にフィールド競技のVTRを流すため、残りの尺を考えながらのVTR編集が急ピッチで行われていたのだ。急いでやり取りするディレクターと編集オペレーターの横で、仕事に集中していた並木アナは、状況が一段落したところでディレクターに仕事についての話を聞かせてもらっていた。放送後、並木アナの仕事ぶりを聞かれたディレクターは「本当に、すぐにスポーツでも即戦力になれるような感じだったと思うから…もしアナウンサー志望を辞めたくなったらぜひスポーツに来てください!」とまさかのスカウト。並木アナも笑顔で「はい!」と答えていた。

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写真提供:(C)日テレ

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