久保建英、現代サッカーの“スピード”に対する捉え方が興味深い 「あまり技術が追いつかないような選手でも…」

11日に行われたシリア戦に先発出場し、ホームでの5-0完勝に貢献した日本代表MF久保建英。

翌12日には、adidasの新スパイクに因んだイベント「アディダス フットボール プレゼンツ タケトーク!F50 エディション」に登場。ファンらとの交流を楽しんだ。

“一瞬のスピード”で、すべてを変える力を与えるためのスピードフランチャイズとして、8年ぶりに復活した『F50』。

シリア戦でさっそくこの新スパイクを着用した久保は、イベントで「サッカーにおけるスピードをどのように捉えているか」と尋ねられると、このように答えていた。

「いま現在、サッカーはトレンドが変わってきていて、やっぱりスピード重視・能力重視のサッカーになってきていると思います。

あまり技術が追いつかないような選手でも、スピードがあれば戦っていけるという反面、僕みたいに技術中心で頑張ってきた選手はスピードが必要になってくるというか。それで僕もトレーニングなんかの内容を変化させたりしています。

この厳しいサッカー界で残って生き残っていくために、いま一番重要視されている部分がスピードだと思うので、この『F50』の力も借りて僕もこの厳しいサッカー界で生き残っていけるように頑張りたいと思います」

圧倒的な技術を武器にキャリアを歩んできた久保だけに、そこへの自負を強く感じさせるコメントと言えそうだ。

「年齢・カテゴリーに関係なく、今のサッカーは、みんながプロを目指すならスピードは必要不可欠だと思います。そのイメージに合った今回の『F50』だと思うので、皆さん、ぜひ手に取ってみて、かっこいいなと思ったらしっかり買っていただけたら僕もうれしいので、ぜひよろしくお願いします」と、セールストークもしっかりと展開した久保。

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来季に向けて、「今回、adidasさんもスパイクを『F50』に進化させたということで、僕もこのスパイクとともに来シーズンは1段階進化したプレーを見せていければいいかなと思っています」と抱負を語っていた。

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