2人死亡の衝突事故 ライトバンの運転手を過失運転致死傷の疑いで書類送検へ 広島・廿日市

ことし2月、広島県廿日市市で起きたライトバンがデイサービスの送迎車と正面衝突し高齢の男女2人が死亡した事故で、警察は13日にもライトバンの運転手を書類送検する方針です。

過失運転致死傷の疑いで書類送検されるのは、ライトバンを運転していた58歳(事故当時57歳)の男性です。

警察によりますと、2月2日午後3時ごろ、廿日市市玖島の県道でライトバンが対向車線にいた乗用車と正面衝突する事故がありました。乗用車はデイサービスの送迎用で、運転手の介護職員も含め5人が乗っていましたが、この事故で廿日市市浅原の 白川多喜人 さん(100)と 小田アキ子 さん(93)が死亡しました。送迎車に乗っていたほかの3人と、ライトバンに乗っていた2人もけがをしました。

現場の道路は片側1車線で緩やかにカーブしていて、警察はライトバンがセンターラインからはみ出したとみて事故の詳しい状況を調べていました。

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