ロコ・ソラーレの藤澤五月選手・吉田知那美選手ら、横浜銀行アイスアリーナで小学生にカーリング指導 横浜市神奈川区

投球を見守る藤澤選手

日本カーリング協会による、市内の小学生を対象にしたカーリング体験が6月8日に横浜銀行アイスアリーナ=広台太田町=で開かれた。

次世代を育むプログラムとして開催されたもので、この日は小学生約150人が参加した。

講師を務めたのは、2022年の北京五輪で銀メダルを獲得した「ロコ・ソラーレ」の藤澤五月選手と吉田知那美選手、2018年の平昌五輪に出場した「SC軽井沢クラブ」の山口剛史選手ら7人。それぞれストーンの投げ方やブラシで氷上を擦り進路を調整するスイープのやり方などを、自ら手本を示して教えていた。子どもたちの投球には「上手上手」と、試合さながらのポジティブな掛け声で後押ししていた。

来冬に横浜で日本選手権

横浜では来年2月、日本選手権が横浜BUNTAI=中区=で開かれる。首都圏およびアリーナ初開催となる同大会は2026年冬季五輪の日本代表候補選考会も兼ねる。「良いカーラーの種を育てられた」と体験会を振り返った吉田選手は「音の迫力が全く違うのと、選手の声が聞こえてくるのも生観戦の特権。カーリングってこんなに良いものなんだというのを実際に足を運んで観てほしい」と呼びかけた。

投げ方の手本を見せる吉田選手
参加者と記念撮影。現役選手中心に7人が講師を務めた

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