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銅版作家の眠海月さん(女子美術大学大学院2年)=人物風土記で紹介=の個展「THEATER」がギャラリー誠文堂(中央区中央3の7の1)で6月15日(土)まで開催されている。
個展では生き物たちの一生をひとつの物語とし、銅版画の白と黒の世界に写し取っている。展示作品のひとつ、「あいされるためにうまれてきた」は品種改良を繰り返されている金魚をテーマとした。銅版画と詩を組み合わせて「痛々しさ」や「健気さ」を表現している。そのほか卒業制作の「朽ちる主」シリーズや三部作「あなたがいなくなるまで」を展示。眠さんは「これまでの作品展とはひと味違うものになっている」と話す。
平日は午前10時から午後6時、土曜日は午後1時から5時まで。問い合わせは同所【電話】042・756・3178。