<サッカー>韓国ソン・フンミンの「3-0」挑発、元中国代表レジェンドも批判

サッカー韓国代表のソン・フンミンが中国ファンのブーイングに対し、両手の指で「3-0」を作ってみせ、中国で「挑発行為だ」と炎上した問題について、サッカー元中国代表DF范志毅氏もソンの行為を批判した。

サッカー韓国代表主将のソン・フンミンが中国ファンのブーイングに対し、両手の指で「3-0」を作ってみせ、中国で「挑発行為だ」と炎上した問題について、サッカー元中国代表DFでレジェンド的存在の范志毅(ファン・ジーイー)氏(54)もソンの行為を批判した。

11日に韓国・ソウルで行われたワールドカップ(W杯)アジア2次予選の中国戦で、ソンは前半40分、中国のゴールポストに向かって威嚇するような動きを見せたことに中国ファンからブーイングが起こると、少し笑いながら、両手の指で「3-0」を作ってみせた。

このジェスチャーについて、中国のネット上では、3-0は昨年11月の対戦で韓国が中国を下した時のスコアだったことから、「韓国が中国に完勝したことを表現しているのでは」「中国を挑発する行為だ」などと批判が噴出した。

中国メディアによると、范氏はSNSに投稿した動画で、ソンの行為について「国民の怒りを呼び起こす」とし、「あなたが0-3で負けた時に、そのジェスチャーをやり返されることになるだけだ」「覚えておけよ」などと語った。

范氏は1990年代から2000年代にかけて地元の上海申花やイングランドのクリスタル・パレスなどでプレー。中国代表でも主将を務めるなど長く活躍し、W杯初出場に貢献。2001年のAFCアジア年間最優秀選手に選出された。(翻訳・編集/柳川)

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