酒気帯び運転で事故、看護師を停職1年の懲戒処分 群馬・伊勢崎市民病院

 酒気帯び運転をしたとして、群馬県の伊勢崎市民病院は12日、40代の女性看護師を停職1年の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 同病院によると、看護師は3月7日午後7時ごろ、同市の飲食店で酒を飲んだ後、別の飲食店に向かうために車を運転。同8時半ごろ、一方通行の道路に進入したところで別の車と接触事故を起こした。呼気から基準値以上のアルコールが検出され、伊勢崎署に道交法違反(酒気帯び運転など)で摘発された。けが人はいなかった。

 看護師は5月28日付で伊勢崎簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。直属の上司の看護師長を口頭による訓告、看護副部長を厳重注意とした。院内の聞き取り調査で、看護師は「病院の信頼を失墜してしまい申し訳ない」などと謝罪しているという。

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