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福島県いわき市のJRいわき駅前の繁華街で多数の建物が焼けた火災で市は12日、歩行者の安全確保に向けて現場に接する市道にバリケードを設置した。設置に伴い通行止めが解除され、歩行者が通れるようになった。
火災現場は北側に市道の紺屋町・田町線、南側に三町目・田町線が接している。三町目・田町線では火災で崩れた建物が市道をふさぎ、火災当日から通行止めが続いていた。
市道上のがれき撤去が進み、12日からバリケードの設置が始まった。高さ1.8メートルの柵を約20メートルにわたり配置し、白い布をかぶせた。道路幅も1.6メートルを確保し、歩行者が通れるようにした。車両の通行止めは継続する。
一方、現場には焼けて崩れかけた建物や、頭上で外れかかった飲食店の看板などが残されている。市道路管理課の担当者は「危険と感じたものもあるので、まずは地権者に連絡して対応を促したい」と述べた。
(いわき版)