【ロッテ】佐々木朗希 今度はコンディション不良で離脱…「中14日」登板5日後に抹消

ロッテ・佐々木朗希

ロッテの佐々木朗希投手(22)が13日、出場選手登録を抹消された。理由は右上肢のコンディション不良で、一軍登録を外れるのは今季2度目となった。

佐々木が前回登板したのは8日の広島戦(マツダ)で、6回までに90球を投げて1失点(自責0)で抑え5勝目をマークしていた。それから5日後の抹消劇。右腕は5月24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発した後にも「上半身の疲労回復遅れ」で戦列を離れ、「中14日」で1試合に登板して再び離脱する格好となった。

今季は開幕から100球以上を投げるケースも多く、5月10日の日本ハム戦(エスコン)では5年目で自己最多となる123球を投じた。春季キャンプ目前の1月下旬までもつれた契約更改を終えた後、「将来的に大リーグでプレーしたい思いがある」と夢を口にしていた。ポテンシャル抜群の怪物だけにMLBの各球団は、佐々木が先発ローテーションに入って1年間投げ続けられる体力があるかどうかの「耐久性」を重点的にチェックしているが、果たして――。

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