武田修宏氏 石川・輪島市で被災地支援活動 安田理大氏と高校でサッカー指導

輪島市の門前高校でサッカー指導する武田修宏氏(奥左)と安田理大氏

元日本代表FW武田修宏氏(57)が13日、元日本代表DF安田理大氏と石川・輪島市の門前高校を訪問した。

これまでも活動を続けてきた「JFA能登半島地震復興支援プロジェクト」の一環として訪問。武田氏は、それに先立ち実兄の夫人家族が住む七尾市にも立ち寄った。断水の影響が今も続き、復旧がなかなか進んでいない現状を聞き、武田氏は「早く復興してほしい」との思いを強くした。

門前高では、体育の授業を担当し、安田氏とともにサッカーを指導。最後に同校の生徒から「すごいと思ったサッカー選手は?」との質問を受けた武田氏は「57歳でプロサッカー選手現役を続ける三浦知良選手」と答えた。その上で「サッカーという好きなこと、一つのことをやり続けることは簡単ではない」と改めて絶賛。生徒たちに、継続の大変さと大切さを説いていた。

今回の活動を終え、武田氏は「体育のサッカーでみんなが一つになり、輪島市の子供たちと笑顔で良い時間を過ごしパワーをもらえました」と語った。

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