面識ない20代男性に因縁つけ暴行 全治3か月の重傷負わせたか 暴力団員ら4人を逮捕=静岡県警

静岡県藤枝市で5月12日未明、面識のない20代の男性1人に因縁をつけ、集団で暴行を加えて全治3か月のけがをさせたとして、指定暴力団組員の男ら4人が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、静岡県焼津市保福島に住む指定暴力団稲川会四代目森田一家の組員の男(39)と、静岡県牧之原市片浜の建設作業員の男(26)、藤枝市下薮田の飲食店経営者の男(47)、焼津市吉永の自称・建設作業員の男(43)の4人です。

警察によりますと、4人は5月12日午前3時頃、JR藤枝駅付近の路上で、面識のない静岡県中部に住む20代の男性に因縁をつけて、地面に引き倒し、顔を蹴るなどの暴行を加えた疑いが持たれています。20代の男性は眼窩底骨折や顔面打撲など、全治3か月の重傷を負いました。

犯行を目撃した人の110番通報で事件が発覚。警察によりますと、4人は知り合い同士とみられていて、犯行時には他にも複数人の仲間がいたとみられるということです。

警察は、捜査に支障があるとして4人が容疑を認めているか明らかにしていません。警察は4人の男が犯行に及んだいきさつなどを調べています。

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