振りすぎて?前週棄権の竹田麗央 パー5で「2オンを狙える」と全快宣言

背中痛は17歳アマチュアに触発されて振りすぎた?(撮影/石井操)

◇国内女子◇ニチレイレディス 事前(13日)◇袖ヶ浦CC新袖コース(千葉)◇6621yd(パー72)

前週「宮里藍 サントリーレディス」第2ラウンドのスタート前、今季3勝で年間ポイントレース1位につける竹田麗央は背中痛のため棄権した。3位発進と好調な滑り出しを惜しみつつ「アドレスするだけでも痛くて、全然振れない感じだった。ここまで痛くなるのは初めて」とコースを後にした。

2月末の国内開幕戦から“無休”を続け、14週目がペンシルベニア州ランカスターCCの「全米女子オープン」。世界のトップランカーが集まる舞台で9位の好成績を残した体は疲れ切っていたのかもしれない。

そして、15週目の「サントリーレディス」で予選同組になったのが、韓国のキム・ミンソル。17歳のアマチュアにアウトドライブされて“振りすぎた”反省もある。「知らない間に疲れが溜まっていたんだなって。すごく楽しみな大会で悔しかったけど、いい休養になった」と振り返った。

もう痛みはない。今週も振ります(撮影/石井操)

鍼治療を受けて「今はもう全然痛みがない」まで回復した。練習は今大会開幕3日前の11日(火)に再開し、世界ランキング上位者の資格で出場権を持つ次週のメジャー第3戦「KPMG全米女子プロ選手権」(ワシントン州サハリーCC)にも予定通り出場するつもりだ。

振れる体になれば、今週も攻める姿勢は変えない。攻略ポイントは4つのパー5と言い、「ロングホールはほとんど2オンを狙える。全部ドライバーで打つつもり。結構伸ばし合いになると思うので、バーディをたくさん取るのが目標」と闘志を燃やした。(千葉県若葉区/石井操)

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン