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県内で5歳以下の子どもたちを中心に手や足、口の中などに水ぶくれのような発疹ができる手足口病の患者が増えています。
県では手洗いの徹底など注意を呼びかけています。
手足口病は、手のひらや足、口の中などに水ぶくれのような水疱性の発疹ができる感染症で患者のほとんどが5歳以下の乳幼児です。
例年6月から7月にかけて流行し、髄膜炎や脳炎などの合併症を引き起こして重症化するケースもあります。
県によりますと、6月9日までの1週間に、県内の医療機関から報告された患者の数は前の週より11人多い129人となっています。
定点あたりの報告数は2.93と4週連続で増加していて、2023年の同じ時期と比べて約4倍となっています。
手足口病は咳や、くしゃみなどにより感染するため、県は手洗いやうがいなどの対策を徹底するよう呼びかけています。