【大活躍中の注目選手⑦】ワールドシリーズの前哨戦!? 東西の名門対決で2人の絶好調男が躍動!

今季、好調なシーズンを送っているドジャースとヤンキース。その東西の名門がニューヨークで相見えた。ワールドシリーズの前哨戦として全米から注目された好カードで両チームの主砲が躍動し、ともに週間最優秀選手賞を受賞する活躍を見せた。

ジャッジはこの週、6試合に出場し、全試合で出塁。打率.500、3本塁打、12打点、OPSは脅威の1.830をマーク。四球(7)、長打(7)、得点(8)、塁打数(24)でMLBトップタイ、打率、安打(10)は3位タイ。6月5日(日本時間6日)のツインズ戦では満塁の場面で走者一掃の三塁打を放つなど5打点を挙げた。

そして、ドジャースを本拠地に迎えた3連戦では、打率.636、3本塁打、5打点。9日の第2戦では2本塁打も放ち、これは自身36回目のマルチ本塁打に。ヤンキースでは、ベーブ・ルース(68回)、ミッキー・マントル(46回)、ルー・ゲーリッグ(43回)というレジェンドに次いで4番目となった。

この大活躍で、通算11回目のア・リーグ週間最優秀選手賞を獲得。今季は5月に続き、2度目の受賞となった。

一方のナ・リーグは、今季からドジャースに加入して好調なシーズンを送っているテオスカー・ヘルナンデスが受賞した。7日のパイレーツ戦で3安打を放つと、そこから4試合連続のマルチ安打。打率.360、4本塁打、10打点、OPS1.389をマークし、本塁打、長打(7)、塁打数(24)でMLBトップタイ、打点と長打率(.960)、得点(6)はリーグトップタイ、OPS(1.389)は2位など躍動した。

そして、ジャッジがマルチ本塁打を放った直接対決の第2戦では、ヘルナンデスも2回にソロ、8回には通算5本目のグランドスラムを放ち、キャリアハイの6打点を挙げた。

ヘルナンデスの週間最優秀選手賞は、2021年8月のブルージェイズ時代以来2度目。ドジャースでは5月の大谷翔平以来、今季2人目の受賞となった。

このヤンキース対ドジャースの3連戦は注目度が高く、全米で放送された。次に対戦が実現するとすれば、ワールドシリーズしかない。今後、2人の主砲はこのまま好調を維持し、チームをワールドシリーズまで導くのか。シーズン最終盤に再び名門球団の激闘が見られるかもしれない。

The post 【大活躍中の注目選手⑦】ワールドシリーズの前哨戦!? 東西の名門対決で2人の絶好調男が躍動! first appeared on MLB.JP | MLB日本語公式サイト.

© MLB Advanced Media, LP.