新垣結衣、早瀬憩とのW主演映画のヒットに感謝「皆さんの感想から心を救われた」

舞台あいさつに登壇した新垣結衣【写真:ENCOUNT編集部】

映画『違国日記』大ヒット御礼舞台あいさつ

俳優の新垣結衣が13日、都内のTOHOシネマズ日本橋で行われた映画『違国日記』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。ダブル主演の早瀬憩、本作のインスパイアソングを担当したシンガーソングライターの十明(とあか)、メガホンをとった瀬田なつき監督が参加した。

本作は、ヤマシタトモコ氏による同名漫画が原作で、人見知りな小説家の高代槙生(こうだい・まきお)と、その姪・田汲朝(たくみ・あさ)のお互いに理解し合えない寂しさを抱えながらも、かけがえのない関係になっていく同居譚を描くヒューマンドラマ。新垣が槙生、オーディションで選ばれた新人・早瀬が朝を演じたダブル主演作となっている。

新垣は客席を見渡し、「公開から一週間、席が埋まっているのを見ると、なんだか今日は明るい感じがします。みなさんのお顔が見られてうれしいです」と笑顔。早瀬は今作の反響を受け、「学生の方も見てくださっていて、同じ世代の方にもこの映画が届いていると思うと、すごくうれしかったです」と喜びを伝えた。

十明によるインスパイアソング『夜明けのあなたへ』について新垣は、「初めて聞いた時、こんなにも美しい声が聞けて、心が澄んでいくような気持ちになりました。映画に寄り添ってくれるような楽曲で感謝の気持ちでいっぱいです」とコメント。早瀬は「リリースされてから毎日ずっと聞いていて、物語につながる部分があり、朝の目線で聞いているのですが、うるっとしてしまうような素敵な歌声と歌詞です」と絶賛した。

十明がサプライズで生歌を披露すると、新垣は「第一声感動しちゃって、歌声でこの場の空気が澄んでいくようで深呼吸したくなりました」と大感激。改めてヒットを感謝し、「またひとつ自分の中に残る大事なものを作品にいただきました。皆さんの感想から心を救われたり、あたたかくしてもらって感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」とメッセージを送っていた。ENCOUNT編集部

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