タイフーンが7月に日本へ! 独空軍「パシフィック・スカイズ24」、空自との訓練も

独・仏・西共同演習「パシフィック・スカイズ24」

ドイツ空軍は2024年6月17日(月)から、フランス・スペインの各空軍との共同演習「パシフィック・スカイズ24」を実施します。日本を含む環太平洋地域の各国に3か国の航空機が飛来、航空自衛隊やアメリカ空軍などと共同訓練を行います。

共同演習には、ドイツ空軍からはユーロファイター・タイフーン戦闘機が8機、PA-200トルネード戦闘機が12機、エアバスA400M輸送機が4機参加。このほか、フランス空軍のダッソー・ラファール戦闘機やA330-200MRTT空中給油・輸送機、スペイン空軍のタイフーンなども参加します。

このうち、ドイツ空軍のタイフーン3機は航空自衛隊との共同演習「ニッポン・スカイズ」に参加予定。7月18日(木)まで実施されるアメリカ空軍との共同演習「アークティック・ディフェンダー」と22日(月)から参加する環太平洋合同演習「リムパック2024」の間に来日するものとみられます。

「パシフィック・スカイズ24」ではこの他、インド空軍などとも共同訓練・交流を実施する予定。訓練期間は約2か月を予定しています。

© Bundeswehr/Christian Timmigドイツ空軍のタイフーンに空中給油するA400M

過去には、ドイツ空軍のタイフーンが2022年9月に百里基地へ初めて飛来しました。その際には、翼に日の丸が大きく描かれた特別塗装での登場で大きな話題になりました。

© FlyTeam norimotoさん茨城空港 2022年9月28日撮影 31+11 ユーロファイター EF-2000 タイフーン S ドイツ空軍

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