栃木県内でお中元商戦本格化 ビール、シャーベットなど涼感じる商品人気

来店客でにぎわうお中元大ギフトセンター=13日午前11時40分、宇都宮市宮園町

 栃木県内の百貨店でお中元商戦が始まった。東武宇都宮百貨店宇都宮本店は13日、「お中元大ギフトセンター」を5階に開設し、開店直後から次々と客が訪れ、商品を選んでいた。

 ギフトセンターは7月15日までで、約800点が並ぶ。今年は会場の混雑緩和や利便性向上のため、昨年より会期を7日間延ばし、オンラインショップの取扱品目も大幅に増やした。定番のビールなどの飲料や、涼を感じられるシャーベットやゼリーが人気という。餃子(ぎょーざ)などの県産品も豊富にそろえた。

 宇都宮市桜1丁目、パート武石和世(たけいしかずよ)さん(55)は「県外の親戚には餃子を、県内の人には初登場の洋菓子を選びました」と話した。

 福田屋百貨店は14日までに全店にギフトセンターを設け、FKD宇都宮店では約1400点の県内外の食品などを取り扱う。

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