生まれ変わった神戸ポートタワー、入場者が10万人突破 リニューアルオープンから49日目

リニューアルオープン後、10万人目の来場者となった竹内柚葉ちゃんと両親ら=神戸市中央区波止場町

 リニューアルオープンした「神戸ポートタワー」(神戸市中央区)の入場者数が13日、10万人を突破した。同日、タワー展望室では記念セレモニーが開かれ、節目の入場者にとっておきの記念品が手渡された。

 1963年開業の同タワーは、耐震補強工事などの改修を終え、今年4月26日にリニューアルオープンした。展望フロアなどを運営するフェリシモによると、リニューアル前の2016年の年間入場者数は約33万人。オープンから49日目での10万人突破に関係者らは喜んでいた。

 記念すべき10万人目となったのは、神戸市中央区に住む生後10カ月の竹内柚葉ちゃん。父祐太さん(37)と母由莉さん(28)に抱かれ、初めて赤いタワーを満喫した。

 館内に10万人突破のアナウンスが流れると、タワーの高さ「108メートル」にちなんで来場者ら108人にオリジナルポストカードが配布された。

 セレモニーでは、柚葉ちゃんら家族に小池弘之統括ディレクターから記念の切り絵やタワーグッズが贈呈された。祐太さんと由莉さんは「リニューアル前には夫婦2人で訪れたが今回は娘を連れて。感慨深いです」と喜んだ。 (大高 碧)

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